すい臓がんと生存率と予後


すい臓がんの生存率は予後を表したものですので、数値を見ることによって治療後の経過を予想することができます。症状の進行度によって見込みが異なるのは当然ですが、ステージ別に集計されたものを見ることによって、その問題も解決できます。

具体的なすい臓がんの5年生存率ですが、一般的な目安として、1期で35%、2期で10%、3期で8%、4期では5%以下です。極端に悪い数字であることが、予後が悪い癌として有名である理由を物語っています。2期以降になると、5年間生きることも難しいことが分かるでしょう。

ただし、これらはすべての患者さんを含めたもので、もし手術できた患者さんに限定するのであれば、すい臓がんの予後はもう少し良好になります。もっとも、それによって劇的に改善されるわけではありません。切除を行った場合であっても、再発率が高いためです。

ガン細胞をすべて取り除くことができれば完治するわけですが、転移が早い段階から始まる上、組織が複雑に入り組んでいるために見落としも多く、高い確率で再発します。このことが、治療成績を下げる原因の一つとなっています。

手術で完治を目指すために化学療法を併用することや、拡大手術を行う試みも行われてきました。残念ながら、それでも十分な結果を得ることはできず、拡大手術は合併症が多くなるという問題も浮き彫りにしています。

生存率の向上は今後のテーマでもあります。そのためには、診断技術と治療法の進歩の両面のアプローチが必要でしょう。検査で早く発見できるようになれば、それだけ根治できる可能性は高まります。しかし、現在のように初期症状のうちはほとんど発見できない状況では、どうしても死亡率が高くなってしまいます。末期になる前に対応できるように、画像診断の制度がいっそう高まることが期待されます。

また、治療はこれまでにも発展してきましたが、すい臓がんの予後を改善するためには、より一層の向上が必要です。大きな期待を受けたジェムザールも、従来の抗がん剤よりは効果を発揮しているものの、まだまだ生存率を高めるほどの効果は出していません。転移が進んでも、化学療法が効果を発揮するようになれば症状の改善が目指せるようになるため、そのような治療法が考案されることが望まれます。

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